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電気設備工事の現場でよく使われる計測器や検出器とは?

こんにちは!埼玉県上尾市に拠点を構える藤電設株式会社は、電気設備工事全般を手掛けている電気工事会社です。
今回は、電気設備工事の現場で必要な計測器や検出器についてお話します。

電気設備工事の現場で必要な計測器や検出器

青空と作業員
電気設備工事とは、屋内外の電気配線工事及び電気機器の取り付け設置工事のことです。
このような工事を行う際には、以下のような計測器や検出器がよく使われます。

電圧計

電圧計とは、交流回路または直流回路の電圧を計測、表示する計器です。
変電設備母線、配線電線路などの電圧計測に使用します。
電圧計には、アナログ式とデジタル式があります。
アナログ式は針が動くタイプで、デジタル式は数字が表示されるタイプです。

電流計

電流計とは、交流回路または直流回路の電流を計測、表示する計器です。
送配電線路、負荷機器などの電流計測に使用します。電流計にも、アナログ式とデジタル式があります。
また、直接測定するタイプと間接測定するタイプがあります。
間接測定するタイプでは、クランプメータやカレントトランスなどを使って、配線を切らずに電流を測定できます。

抵抗計

抵抗計とは、回路や素子の抵抗値を計測する計器です。
抵抗値とは、物質が通電時に示す電気的な性質で、単位はオームです。
抵抗値が高いほど通りにくく、低いほど通りやすい特徴があります。
抵抗値を測定することで、回路の正常性や素子の劣化度などを判断できます。
抵抗計には、オームメータやメガオームメータなどもありますよ。

漏電検出器

漏電検出器とは、配線や機器から漏れ出した微弱な電流を検出する装置です。
漏電とは、絶縁不良や接触不良などによって発生する異常な電流のことで、火災や感電の原因になります。
漏電検出器には、クランプ型やペン型などがあります。
クランプ型は配線を挟んで測定するタイプで、ペン型は先端を触れさせて測定するタイプです。

計測器や検出器の使い方と注意点

計測器や検出器を使う際には、注意点があります。
計測器や検出器を使う前には、電源が入っているか、電池が切れていないか、表示が正常かなどの確認が必要です。
次に、計測器や検出器のレンジやモードを、測定する対象や目的に合わせて選択します。
そして、計測器や検出器のプローブやクランプなどを、測定する部分に正しく接続し、その後、計測器や検出器の表示を読み取ります。
アナログ式の場合は、針の位置や目盛りに注意しましょう。
デジタル式の場合は、小数点や単位に注意します。
最後に、計測器や検出器を使い終わったら、電源を切り、プローブやクランプなどを外します。
また、計測器や検出器を使うときは、安全な場所で行ってください。
高圧や高温の部分には近づかないようにします。
更に、計測器や検出器を使うときは、適切な保護具の着用も必須です。
手袋やメガネなどで感電や火傷などを防ぎます。
計測器や検出器を使うときは、誤ったレンジやモードを選ばないようにしましょう。
計測器や検出器が故障したり、危険な状況になったりする可能性があります。
取扱説明書やメーカーの指示に従い、計測器や検出器の性能や仕様を確認し、正しく使うことが重要です。

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